Medical Ach(メディカル アッハ)、並びに、Pharmacy Ach(ファーマシー アッハ)、Nursing Ach(ナーシング アッハ)をご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
Medical Ach として、6度目のお正月を迎えることが出来まして感無量でございます。
アッハグループは、医学知識を腑に落ちるようにお伝えすることで医療に携わる皆様のお役に立ちたいとの理念のもとスタートいたしました。
医学資料を作成する中で、文章にして伝え切るということの困難さを実感しておりますが、思いを達成すべく、医学知識を文章として伝えることに日々格闘しております。
その甲斐あって当方の医学資料は他に類を見ない構成と内容になっており、じわじわとではありますが皆様からのご支持を頂戴できている所以であろうと自負しております。
この医学資料の作成をMedical Achとして取り組んでいる中、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が大きな流行を迎えました。緊急事態宣言・行動制限等、国民生活への影響もさることながら、医療従事者はこの未知な感染症に対して奮闘する日々が続きました。そして新型コロナワクチン接種が始まりました。mRNAワクチンという新しい仕組みのワクチンであり、過大な期待感や過剰な副作用への不安で世間を騒がせていました。
この中、医学はこれまでの医学知識の積み重ねから理解できるとの思いから、「感染症とワクチン」で記載し、無料で配布を行いました。新型コロナウイルス感染症が感染症法上の位置づけが「5類」に引き下げられた今、「感染症とワクチン」を読み返してみても、一致するものであると考えております。
つまり、当方の資料を熟読いただけましたら自然と応用が利くようになるため、臨床上の新しい事態に対しても正しい医療を行い得ると確信しております。
昨年は、一昨年と同様、当方の原点でもある医師国家試験対策に重点をおいた一年でございました。しかしながら、医学は日進月歩であり、この部門のみに当社のリソースを大きく消費するわけにはまいりません。そこで昨年は新たな pdf作成システムを導入しました。社員のアイデアから生まれた自社開発のプログラムです。これらを活用し、社員一同、更なる医学資料の作成・改訂に奮闘する所存であります。
医師国家試験対策講座は、今年度も昨年同様、 4月開講とし 10か月間の講座となる予定です。
専門医試験対策講座は、時期によらず安定的にダウンロードをしていただいておりまして2024年10月実施予定の第34回消化器病専門医試験に向け、改訂作業にとりかかっております。例年、6月改定でございますが。皆様のご要望に応じまして、本年度は早めの改訂を目指しております。
また、5年目までの先生方に向けた新しい医学資料の作成、販売を今年度は強化いたします。メディカルアッハの水準に達する新たな資料作りととらえております。
しかしながら、Medical Ach の黎明期を支えてくださった皆様への改訂版の提供は、引き続き当方の本年度の最重要課題でございます。
既に、幾つかは改訂し終えておりますが、それにつけても思いますのは、原則原理に基づいた資料であったため、改訂とはいっても新たな機序の新薬の位置づけ、文章表現の改善、よりわかりやすくするためのスライドの追加といった感じで、改訂前の資料の「新しさ」は決して今も損なわれていないという喜ばしい事実です。
アッハグループは繰り返しになりますが医学知識を腑に落ちるように文字でお伝えすることを原則としており、日本だけではなく海外のガイドライン等も踏まえながら、疾患の概念、診断、治療が一連の流れで理解できるように作成しております。このため、当方の資料をお読みいただければ、ガイドラインを踏まえながらもそれを超えた診療が可能になるのでございます。
手前味噌ではございますが、こうした努力の結果誕生する当方の医学資料は、医師人生のどのような段階におきましても有用なものであることは間違いございません。
最後に他の Ach も紹介させていただきます。
Pharmacy Ach は、医師の役に立つように薬剤師の視点からの医学知識の提供が目的です。その分野において、薬剤師の処方確認が起きないように、どのような確認をすることが多いのかを有能な薬剤師にお願いしております。このような視点は薬剤師自身にも、こういう点を医師に確認したらいいのか、と役に立つはずです。
Nursing Ach は、医師の役に立つように看護師の視点からの医学知識の提供です。医師にどうしてほしいのかを愚痴ではなく医学として語ってほしいと有能な看護師にお願いしております。今年度は一層、看護師の皆様にもお役に立てるような資料作りを目指します。
本年も Medical Ach、Ach グループを宜しくお願い申し上げます。