帯状疱疹について、臨床で使いやすいようにまとめてあります。
忙しい外来で診断治療がスムーズに運ぶように、重症度に対応した図解も入れてあります。
治療に関しては、臨床経験に基づいた、患者にやさしい薬の使い方を疾患時期に応じてわかりやくまとめております。
具体的には、抗ヘルペス薬(ファムシクロビル など)や 鎮痛剤、抗うつ剤の使用法について触れています。
A4 12頁 図3枚
目次
治療方針
治療
・抗ウイルス薬
・鎮痛薬
Keep in Mind
・帯状疱疹は、水疱感染後に知覚神経節に潜伏した帯状疱疹ウイルスが知覚神経に沿って下降し皮膚に拡がる疾患、である。
・重症とは、症状が重篤、合併症を伴う、重症化リスクがある、場合をいう。
・合併症とは、Not 知覚神経、Not 下行、Not 皮膚 という経過を持つ場合である。
・合併症併発例のうち、眼疾患があれば眼科に見てもらう。
・上肢の脱力、PHN は麻酔科に相談する。
・水疱が出来て痛い病気であり、時期に応じて適切に痛みに対処してやる。
臨床で役立つばかりでなく、国家試験対策にも役立つことでしょう。