消化器病学会専門医試験 合格への手引き -2024年度版
消化器に関する各種ガイドライン及び、消化器病学会専門医試験の約30年分の過去問を踏まえ作成いたしました。
知識の定着や理解がスムーズに運ぶように、様々な図解を入れると共に、頻出や Keyword、 Mnemonic を入れております。
さらに、昨年度はもちろん、過去に出題された事項も記載し、通読しながら自然と出題事項を意識することが出来るかと思います。
視認性を高めるため Tab や段落を空けるなどしておりますため、ページ数は多いですが 3週間で読めます。
この資料一つで消化器病学会専門医試験の頻出事項を把握し、消化器病学会専門医試験合格へと導きます。
2023年も様々なガイドライン・取り扱い規約が作成・改訂されています。
ガイドラインも踏まえて作成していることから、消化器病に関する知識のアップデートにも役立つようになっております。
この1冊で、消化器病について自然に理解できるようになる筈です。
A4 538頁 図46枚
目次
はじめに
食道
食道上皮悪性腫瘍(食道表在癌、食道早期癌、食道進行癌)、食道粘膜下悪性腫瘍(GIST)、食道良性腫瘍(食道嚢腫、食道平滑筋腫、食道顆粒細胞腫、乳頭腫、Fibrovascular polyp、食道脂肪腫)、GERD(逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、Barrétt 食道)、食道運動異常症(アカラシア、Nutcracker esophagus)、食道器質的疾患(急性食道粘膜病変、食道裂孔ヘルニア、特発性食道破裂、食道憩室、食道ウェブ、食道静脈瘤、奇形性嚥下困難症)、食道炎症性疾患(Pill-induced esophagitis、好酸球性食道炎、食道感染症)、機能性食道疾患(機能性ディスペプシア)、基礎的事項(解剖学に関する出題)
胃
胃癌(スキルス胃癌、非スキルス胃癌、その他の原発性胃癌、転移性胃癌)、胃粘膜下悪性腫瘍(胃悪性リンパ腫、GIST、胃カルチノイド)、胃MALT リンパ腫、胃粘膜下良性腫瘍(胃Glomus 腫瘍、Angiodysplasia、胃ポリ-プ)、その他の器質的胃病変(胃憩室、急性胃粘膜病変、胃潰瘍、Antral G cell hyperplasia、NSAIDs 潰瘍、Dieulafoy 潰瘍、胃吻合部潰瘍、Mallory-Weiss 症候群)、機能的胃疾患(ダンピング症候群、機能性ディスペプシア)、胃炎総論(胃炎分類)、胃炎各論(Helicobacter pylori 感染症、自己免疫性胃炎)
十二指腸
十二指腸の疾患(十二指腸カルチノイド、ブルンネル腺過形成、Zollinger-Ellison 症候群、Lemmel 症候群)、基礎的事項(消化管ホルモン、胃酸分泌のメカニズム、プロトンポンプ阻害剤(PPI)、H2 受容体阻害剤、胃の排出機能検査、解剖)
大腸
大腸腫瘍(大腸癌)、遺伝性大腸癌(家族性大腸腺腫症、遺伝性非ポリポーシス大腸癌、Muir-Torre 症候群)、大腸ポリポーシス(Peutz-Jeghers 症候群、若年性ポリポーシス、Cowden 病、Turcot 症候群、Cronkhite-Canada 症候群)、大腸炎症性疾患(潰瘍性大腸炎)、大腸感染症(Clostridium difficile 感染症、アメーバ性大腸炎、腸結核、腸チフス、腸管スピロヘータ症)、その他の大腸炎症性疾患(虚血性大腸炎、顕微鏡的大腸炎、放射線性直腸炎、腸間膜脂肪織炎)、その他の大腸疾患(大腸憩室症、過敏性腸症候群、大腸偽腸閉塞症、腸管嚢胞様気腫症、粘膜脱症候群)基礎的事項(大腸内視鏡スクリーニングの開始時期、慢性便秘症)
小腸
小腸好発腫瘍(悪性リンパ腫、カルチノイド腫瘍、腺癌、GIST)、小腸粘膜下腫瘍(平滑筋肉腫、GIST、NET、異所性膵)、炎症性小腸疾患(Crohn 病、腸管ベーチェット病、単純性潰瘍、非特異性多発性小腸潰瘍症)その他の小腸炎(NSAIDs 起因性腸炎)、小腸(消化管)感染症(サイトメガロウイルス腸炎、腸チフス、キャンピロバクター腸炎、赤痢アメーバ、ノロウイルス感染症、抗生物質起因性腸炎)、解剖学的・機能的小腸疾患(メッケル憩室、盲係蹄症候群、蛋白漏出性腸症)、基礎的事項(食中毒、消化管機能検査、消化と吸収)
肝臓
腫瘍性病変(肝細胞癌、胆管細胞癌、転移性肝癌、AIDS 関連悪性リンパ腫(Diffuse large B-cell lymphoma)、肝血管腫、腫瘍類似性病変、アルコール性肝障害に伴うFNH-like nodule)、ウイルス性肝炎(急性A型肝炎、急性B型肝炎、HBV 再活性化、慢性B型肝炎、C型肝炎、その他のウイルス性肝炎)、自己免疫性肝疾患(自己免疫性肝炎)、急性肝障害(急性肝不全、劇症肝炎)、慢性肝障害(肝硬変症)、アルコール性肝障害(アルコール性肝炎、重症型アルコール性肝炎、アルコール性肝硬変)、脂肪肝、非アルコール性脂肪性肝疾患(非アルコール性脂肪肝炎、限局性脂肪肝)、肝の感染症(アメーバ性肝膿瘍)、先天性肝疾患(Wilson 病、ヘモクロマトーシス、高シトルリン血症、体質性黄疸)、肝血行動態異常に基づく疾患(Budd-Chiari 症候群、特発性門脈圧亢進症)、この稿の基礎的事項(胆汁酸の腸肝循環、ウロビリノーゲンの腸肝循環、ICG)
胆
胆嚢・胆管の疾患(胆道癌、膵・胆管合流異常、原発性硬化性胆管炎、肝内結石症、肝吸虫症、原発性胆汁性胆管炎、胆道感染症、胆嚢胆石症、急性気腫性胆嚢炎、慢性胆嚢炎、胆嚢腺筋腫症、胆嚢捻転症、ミリッチ症候群、総胆管結石症)、胆嚢・胆管の基礎的事項(胆汁うっ滞時にみられる血清学的異常、Oddi 括約筋、脂溶性ビタミン)
膵
膵充実性腫瘍(膵癌、転移性膵腫瘍)、膵嚢胞性腫瘍(IPMN、MCN、SCN、SPN)、膵神経内分泌腫瘍(インスリノーマ、ガストリノーマ、グルカゴノーマ、VIPoma)、膵炎(急性膵炎)、慢性膵炎(自己免疫性膵炎、Groove pancreatitis、腫瘤形成性膵炎)、その他の膵疾患(膵嚢胞性疾患、膵嚢胞線維症)、膵の発生異常(迷入膵、いわゆる膵体尾部欠損症)、女性に多い膵疾患、外瘻術の長期化で起こること、ERCP の禁忌
総論
化学療法(食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、膵癌)、癌悪液質、法令関係(感染症法、宣言集)、感度・特異度・事前確率・オッズ・陽性尤度比・陰性尤度比・事後確率、TIPS(輸血後GVHD、妊娠時との相違、NF-κ B、その他の出題.
専門医試験対策で役立つばかりでなく、臨床にも役立つことでしょう。
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